兼業投資家のトレード手法として、短期、中期、長期のどれが良いのか

手法

兼業投資家にとって、短期 中期 長期それぞれのメリットデメリット

株式投資で儲ける基本原則は、
「安く買って高く売る」これを実現できればいいだけです。
しかし、時間軸によって難易度も

短期トレード・デイトレード

  • メリット:短期間で大きく利益を得られる可能性がある
  • デメリット:とにかく難しい・毎日株の勉強をする必要がある

勝ち続けられれば大きく利益を伸ばせるデイトレ・短期トレードですが、
サラリーマン投資家にはとにかく不向き。
なぜならデイトレ自体が場中に張り付けない兼業投資家には不利な環境であり、
短期トレードもデイトレの延長であるため。
積極的にオススメはしませんが、余剰資金で勉強するには良いかも。

 

中期スイング

  • メリット:やや利幅を稼げる・短期よりはリスクが少ない
  • デメリット:損するリスクがある・時々株の勉強をする必要がある

株式投資は勉強していればまず負けることは無いです。
世の中にはとんでもないおバカちゃんも居るので一概には言えませんが、
それなりの地頭を持った人なら、ほったらかし長期投資よりは、
1ヶ月超のスイングトレードの方がパフォーマンスが出ると思います。
また、1ヶ月あたりからファンダメンタル重視で株価が推移していくため、
日々スクリーニングして、割安株に投資しておけば、
いずれ上がって利益が得られます。

なるべく資産を増やしたいけど、日中は場中に張り付けない兼業投資家にとって、
落とし所としてはここになると思います。

長期投資

  • メリット:特に何も考えなくて良い
  • デメリット:大きな利益が見込めない

特に投資信託や高配当株だと元本割れの率は極端に減るが、
平均すると年間5~10%しか稼げない見込み。

今年好調のFANG+やS&P500も、毎年好調というわけではなく、
長期であればあるほど5~10%ぐらいに落ち着くと思われます。

それでも複利の力によって、10年単位の積立投資で見るのなら資産は元本の倍以上にはなります。

 

結論:それぞれにメリットはある

結局のところ、
年利5~10%程度を確実に稼ぎたいなら長期投資、
10%超えを果たしたいなら多少のリスクと勉強に割く時間には目をつぶり、中期投資、
それ以上を目指すなら、リスクは無視して短期トレードという解になります。

ただ、自分の経験上では、短期トレードはとにかく兼業投資家には不利だと思います。
理由は先にも挙げたように、数日間レベルの短期スイングは、デイトレの延長だからです。
そして、兼業投資家がデイトレで稼ぐのは至難の業だからです。

おとなしく中期~長期投資が結局はコスパが良いと考えます。
何も考えたくないなら、長期投資(投資信託)、
株が楽しいなら中期スイング、
そして余剰資金で短期トレードの勉強という感じでしょうか。

ちなみに私は、資産の8割を中期長期投資に回しており、
余剰資金で短期トレードの勉強中です。

 

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